「公認ガイディングライオン研修会」を受講して

5R1Z ハリマ新宮ライオンズクラブ会長  碓井 儀一

去る平成26年10月11日(土)にガイディングライオン研修会があり、受講させていただきました。

ガイディングライオンとは、ライオンズクラブ必携の用語説明によると、「新結成クラブに対して必要な助力と指導を行い、その情報を地区や国際本部に報告する任に当たる会員で多くの場合スポンサークラブの会員が任命され、結成後1カ年の任務が終了すると、国際会長から所定の賞が贈られる。2002年公認ガイディングライオン・プログラムが設けられ研修を受けて資格を得た会員が2年間新クラブの指導に当たる。」と説明されている。また昨今においては、会員数の減少など弱体化する既存クラブに対し、その組織強化、再建をすること等多くのことが期待されている。そのためには、ライオンズマンとして自信と誇りを持ち、クラブ内においては絶対的な信頼を得ていること、そして常に情報を収集し、計画・立案・実践が的確にできるなど実務にも通じ地域のリーダーとしても認められていることが求められています。

 今回のガイディングライオン研修会を受講して、とても大切なことを多く学ばさせていただきました。その第一は、ガイディングライオンの重要な任務は、それぞれのクラブで全会員がライオンズの一員であることの自覚のもと責任ある活動を行うことによって充実感が持てるようになり、更に意欲が高まるよう手を貸すこと、有意義で魅力ある事業展開を促すこと、そしてクラブ会長・幹事・会計等中心的な役割を持つ会員をメンターライオンの(模範となって指導や助言をする人)へと育てること等であることを学びました。

そのためには、新会員の勧誘・維持、例会においては出席率の高い積極的で有意義なものにしていく工夫をすることやマンネリ化で魅力の少なくなった活動を有意義でやりがいのある事業展開へと変革させていくことで、会員一人一人が活き活きとライオンズライフを楽しめるような魅力ある自立したクラブへとなるよう支援していくことが重要であるということが強く心に残りました。

 しかし、その際注意しておかなければならないことは、クラブは会員のものであり、常に会員達の思いや願い、目標に焦点を当てて最大限尊重しなければならないことであり、決して意に沿わない事業等を押しつけてはならないことは心に強く留めておかないといけないと思いました。

これからは、私自身がもっともっと知識レベルの向上を果たし、公認ガイディングライオンとして新クラブや弱体化したクラブの支援だけでなく、健全なクラブの運営にも生かし、より楽しく有意義で魅力ある活動を展開することの支援やそれぞれのクラブにおいてメンターライオンとなるメンバーを多く育てることに努めたいと決意いたしました。



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